CBD豆知識
◆CBDとは?
CBDとはカンナビジオールの略で麻の2大主成分の1つとなります。様々な薬理効果、効能を持つ天然化合物として世界的に大注目されている成分です。
中でもCBDは身体がダメージを受けた箇所の修復作用を及ぼす成分で、高すぎるものは下げて、低すぎるものは上げて、適正な範囲に戻すという優れた利点があります。
◆麻の成分だけど、違法性はないのか?
麻の成分となると不安になる方もいるとは思いますが、日本の法律で禁止となっているのは、麻の花穂・葉の部分となっており、その部分に多く含まれるのが向精神作用のあるTHCで、日本では現在違法となっています。
しかし、CBDは神社のしめ縄や洋服などに使われている産業大麻と言われる麻の種と茎から作られているため、完全合法的な成分となりますので安心して使用する事ができます。
※今話題のCBDオイル、CBDリキッドって一体何?逸品ブログ 引用
※日本臨床カンナビノイド学会引用
◆医療大麻とCBDはどう違い。
CBDもTHCもともに医療大麻に含まれる成分となりますが、医療大麻と呼ぶ場合はTHCが入っている麻全体を指すため、CBDのみでは医療大麻と呼ぶことができません。
よって、日本では未だ医療大麻は合法ではありません。
※VOICE 昭和大学薬学部 佐藤 均教授 特別インタビュー引用
◆依存性や危険性はないのか?
まずは危険性についてですが、世界保健機構(WHO)はCBDの危険性について一般大衆への健康リスク、及び乱用の危険性はなしと2018年に公式発表をしています。
この発表は世界的にも有名なForbesでも発表され世界中で話題になりました。
中毒性に関しては以下のグラフをご覧ください。
グラフでも分かる通り、現在日本では違法であるTHCを含むマリファナ(大麻、麻)として他と比較しても、依存性はカフェイン以下となります。さらに去年、CBDは世界ドーピング防止規定の禁止薬物から除外されすでに多くのアスリートは鎮痛を目的としてカンナビジオールを利用しています。
※カンナビジオール Wikipedia引用
※Forbes引用
◆CBDはどんな症状に適してるのか。
CBDは、特別な疾患に効くというよりかは、CBDの持つ「抗炎症作用」が強く炎症を抑えるという働きをします。
そこで、炎症の絡んでいる疫病に対しては約200種類の疾患に対して効果があると言われています。
※日本臨床カンビノイド学会編「カンナビノイドの科学」の一部を抜粋した小冊子より引用
◆CBDの成分の化粧品など、美容に関して。
最近の研究や論文ではCBDを肌に塗ることで、皮膚の角質層の増殖を抑えることがわかってきています。
角質層が多くなると肌がザラザラしたり硬さを感じるようになってきますが、減ると肌がすべすべになってきます。
さらにCBDが免疫を活性化させる効果が皮膚にはあるため、皮膚の正常化を保ちながらニキビやアトピーなどで起こるかゆみを抑え、傷の再生を促進させるなどの学術論文が出ていることから、美容としても効果があるといえるでしょう。
※VOICE 昭和大学薬学部 佐藤 均教授 特別インタビュー
◆CBDの摂取方法等。
現在、世界中では様々な商品が開発されCBDの摂取方法も実に色々あります。
①CBDオイルをスポイトで飲んで摂取するチンキと言われる経口摂取タイプ
②CBDリキッドやCBDワックスとして専用の機器を用い摂取する喫煙タイプ
③手軽で麻の青々しい味が苦手な方にオススメなカプセルタイプ
④CBDナノという水溶性のCBDをとかしたジュースや水の飲用タイプ
⑤肌に塗ったり、筋肉の痛み、疲れのあるところなどに直接塗布するタイプ
⑥子供も食べやすい、CBDグミやCBDチョコレートなどのお菓子タイプ
と、代表的なものだけでこれだけの摂取方法があるので、お好みの方法で摂取できるのもCBD製品の一つの魅力でもあります。
◆他のサプリメント、薬などと併用に関して。
人工的に作られた医薬品同士の場合には、作用メカニズムや副作用などの影響があるので飲み合わせがダメなものもありますが、CBDは自然由来の成分なので人工的に作られた薬品とは違い、基本的に併用してはいけないものというものはありません。
しかし、マイスタンやバルプロ酸などが含まれている処方薬を摂取されている場合、肝臓の分解酵素を阻害してしまうので、その場合はまずは持病の薬を飲んでから、2時間程開けてCBDを摂取するようにしてください。
CBDをとりすぎて悪くなることもなければ、飲み合わせで悪影響が出るということは今まで事例がなく考えにくいと言われていますが、妊娠中、または授乳中の方は服用を控えた方が良いでしょう。
※VOICE 昭和大学薬学部 佐藤 均教授 特別インタビュー
※HEMP TOUCH 引用
◆CBDは動物にも与えて大丈夫?
ペットにCBDを与える人は多く、CBDのペット製品も非常に人気で全く問題なく与えることができます。
CBDは人間に限らずストレスやトラウマに苦しんでいるペットにもオススメできるものとなります。
様々な病気のほとんどの原因がストレスだったりするので、まずはストレスを軽減することが健康を維持するためにとても大切なことなのです。
そう言った意味でもCBDはストレスを下げるという意味で非常に期待されています。
※VOICE 昭和大学薬学部 佐藤 均教授 特別インタビュー引用